先日、ふとテレビを観ていたら・・・・
阿川佐和子さんが長年のご両親の介護生活を語られていました。
特に、頑固で厳しい作家のお父上・阿川弘之氏の介護は、それはそれは大変だったようで。
ちょっと今の自分と重なってしまい、思わず、観入ってしまいました。
一人娘の阿川さん。
介護を始めた頃は「自分が頑張るしかない!」と決心して。
仕事もプライベートもセーブして、真面目に向き合われたそうですが・・・
介護経験者のご友人から、
「あなた、今の状況が2~3年で終わりだと思っていたら大間違いよ!
介護なんて、10年続くか、20年続くか、 わからないんだから!」
と言われ、何かが吹っ切れたそうです。
まさに介護経験者だからの力強いアドバイスですね。
やらなきゃならないこと。
やってあげたいこと。
やってほしがっていること。
そんなこと、十分にわかっているけれど・・・
どうしてもやりたくない時があるんです。
どうしても後回しにしないといけない時もあるんです。
どうしようもなくなって、な~んにも考えたくない時だってあるんです。
逃げ出したい時・・・
放り出したい時・・・
もういい加減にしてくれ~~!と 叫びたくなる時・・・
阿川さんは、持ち前の知恵とユーモアで折れかけた心を立て直したそう。
例えば、やっとの休日、大好きなゴルフに行きたい。
でも、母親の様子を見に行かなくてはならない。
そんな時、阿川さんは・・・
「今日、どうしても仕事に行かなきゃいけないんだ、ごめん!」と言い残して。
そのまま、大好きなゴルフに行ってたんですって。
「お仕事大変ねぇ、ご苦労様」とお母様から気遣われ・・・
「うん、お仕事疲れちゃったぁ」と、心の中でぺろりと舌を出して、”うしろめた~い!”
ある時は、こっそりお父様のカード使って、買い物やら旅行やらお食事やらを楽しんでいたそう。
そんな時にも、心の中で、”うしろめた~い!”
でもね、その「うしろめたさ」があることで、ご両親に、優しくなれたんですって。
なんか、クスッとしちゃいまいした。
そう、アレだな・・・
浮気中のダンナさんが、奥さんに、妙に優しくなる、アレですよ、アレ!!!(笑)
介護は・・・
「がんばり過ぎない!」とか、「ひとりで抱え込まない!」とか言いますケド。
頭でわかってはいても、 段々だんだんダンダン・・・
何が何だか、わからなくなることもあって。
わけもなく、涙が止まらなくなることがあって。
自分の親だと思うから余計にね・・・
だって、がんばらないわけにはいかないし。
だって、誰も代わってくれないんだし。
だからこその、阿川さん流の「うしろめたさ」が必要なんだなぁって。
「うしろめたい」ことは、 そのまま「うしろめたい」でいいんですよね。
そうすれば 優しくなれる・・・
そうそう!それなのよ!!
いいじゃん、いいじゃん! すご~く気持ちが楽になる(^^♪
そのお話を聴いて、私の中で、何かが、パチン♪と弾けました。
私も、これからは、「うしろめたさ」を持ってみよう!!
おかげさまで、先日、父が無事退院いたしました。
が、これからが、本当の闘いだと思っています。
実の親が、悪魔になったり、天使になったり。
聞き分けのよい日もあれば、駄々をこねる日も。
「なんで?」「どうして?」と、私自身、涙が止まらなくなることも、しばしば。
でも、だからこそ、自分流で、壊れそうになる心を立て直さないとね!!
孤軍奮闘の日々は、まだまだ続きますが・・・
こうして、自分の心音を、言葉に表すだけで、心が軽くなります♪
阿川佐和子さんが長年のご両親の介護生活を語られていました。
特に、頑固で厳しい作家のお父上・阿川弘之氏の介護は、それはそれは大変だったようで。
ちょっと今の自分と重なってしまい、思わず、観入ってしまいました。
一人娘の阿川さん。
介護を始めた頃は「自分が頑張るしかない!」と決心して。
仕事もプライベートもセーブして、真面目に向き合われたそうですが・・・
介護経験者のご友人から、
「あなた、今の状況が2~3年で終わりだと思っていたら大間違いよ!
介護なんて、10年続くか、20年続くか、 わからないんだから!」
と言われ、何かが吹っ切れたそうです。
まさに介護経験者だからの力強いアドバイスですね。
やらなきゃならないこと。
やってあげたいこと。
やってほしがっていること。
そんなこと、十分にわかっているけれど・・・
どうしてもやりたくない時があるんです。
どうしても後回しにしないといけない時もあるんです。
どうしようもなくなって、な~んにも考えたくない時だってあるんです。
逃げ出したい時・・・
放り出したい時・・・
もういい加減にしてくれ~~!と 叫びたくなる時・・・
阿川さんは、持ち前の知恵とユーモアで折れかけた心を立て直したそう。
例えば、やっとの休日、大好きなゴルフに行きたい。
でも、母親の様子を見に行かなくてはならない。
そんな時、阿川さんは・・・
「今日、どうしても仕事に行かなきゃいけないんだ、ごめん!」と言い残して。
そのまま、大好きなゴルフに行ってたんですって。
「お仕事大変ねぇ、ご苦労様」とお母様から気遣われ・・・
「うん、お仕事疲れちゃったぁ」と、心の中でぺろりと舌を出して、”うしろめた~い!”
ある時は、こっそりお父様のカード使って、買い物やら旅行やらお食事やらを楽しんでいたそう。
そんな時にも、心の中で、”うしろめた~い!”
でもね、その「うしろめたさ」があることで、ご両親に、優しくなれたんですって。
なんか、クスッとしちゃいまいした。
そう、アレだな・・・
浮気中のダンナさんが、奥さんに、妙に優しくなる、アレですよ、アレ!!!(笑)
介護は・・・
「がんばり過ぎない!」とか、「ひとりで抱え込まない!」とか言いますケド。
頭でわかってはいても、 段々だんだんダンダン・・・
何が何だか、わからなくなることもあって。
わけもなく、涙が止まらなくなることがあって。
自分の親だと思うから余計にね・・・
だって、がんばらないわけにはいかないし。
だって、誰も代わってくれないんだし。
だからこその、阿川さん流の「うしろめたさ」が必要なんだなぁって。
「うしろめたい」ことは、 そのまま「うしろめたい」でいいんですよね。
そうすれば 優しくなれる・・・
そうそう!それなのよ!!
いいじゃん、いいじゃん! すご~く気持ちが楽になる(^^♪
そのお話を聴いて、私の中で、何かが、パチン♪と弾けました。
私も、これからは、「うしろめたさ」を持ってみよう!!
おかげさまで、先日、父が無事退院いたしました。
が、これからが、本当の闘いだと思っています。
実の親が、悪魔になったり、天使になったり。
聞き分けのよい日もあれば、駄々をこねる日も。
「なんで?」「どうして?」と、私自身、涙が止まらなくなることも、しばしば。
でも、だからこそ、自分流で、壊れそうになる心を立て直さないとね!!
孤軍奮闘の日々は、まだまだ続きますが・・・
こうして、自分の心音を、言葉に表すだけで、心が軽くなります♪
スポンサーサイト