そうだったのか・・・

最近、父の「今だから言える話」がどんどん噴出してきて、ちょっと焦ります。(笑)

私は、とっくに忘れているのに、父は、しっかり覚えている。
その記憶力にもびっくりですが、意外と(?)、根に持つタイプなんだということも判明。


さてさて…
平坦な道や、家の中で、しょっちゅう転んで、挙句、骨折までしてしまう、どんくさい私が、大学時代は、スキー三昧だった話をしても、いまや、どなたも信じてくださいませんが。(笑)

この時期、週末は、ほとんど家にいなかった…と言っても過言ではないほど、スキーに行きまくっておりました。

時に夜行バス、時にテニスサークル仲間と車で相乗り。
そして・・・時に、彼氏の車で、スキー場へGO!!

早朝から、ナイターまで、とにかく、滑って滑って。
楽しかったなぁ。(遠い目)


実家で、そんな学生時代のスキー話に華が咲いた時、父がぽつり・・・


「あの頃、僕はリリーのしもべだったよ。」


私:「しもべ?なに、それ~、人聞き悪いわ~」

父:「リリーがスキーに行く日の朝、おばあちゃんとママが、”リリーの荷物を持って、待ち合わせ場所まで送っていくように!”と、決まって僕に言うんだ。

まだ陽の昇らない真っ暗な冬空の下・・・
リリーを自転車の後ろに乗せて(←父はノー免許!)。
駅まで、はぁはぁ言いながら自転車を漕いで。

待ち合わせの駅で、”どこの馬の骨ともわからない男”に、リリーを引き渡す時の屈辱ったら!!
なんのために、20年間、娘を育ててきたのかって想いだったよねぇ。

楽しそうに、僕の知らない男と改札口に消えていくリリーを見送って。
とぼとぼ自転車を再び漕いで。 ひとり、家に帰る時の、僕の気持ち…
オマエ、わかるか??」


ごめんなさい、わたくし、まったく、記憶にございません。

楽しかったスキーの記憶は鮮明にあるのですが。

そんな風に、父が私を送ってくれたことも。
寂しそうに私達を見つめていたであろう父を背中に、どこの馬の骨ともわからない(?)男
(→いえいえ、大学の友達です!!)と、いそいそ、スキーに出かけたことも。

本当に覚えてないのですねぇ。


とはいえ、昔は、自分の感情を、ほとんど表に出さなかった寡黙な父。

そして、まだ青かった(?)私は、自転車の後ろで、父の背中にしがみつきながらも、そんな父の気持ちを、およそ感じ得なかったのでしょう。

お互い、未熟だったということで・・・(苦笑)


今さらながら、父の深い愛情を感じて、ちょっと、幸せな気持ちになれた冬の1日でした。



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