至れり尽くせり♪

今年90歳と83歳になる、父と母は、実家のある国立でふたり暮らし。

とはいえ、本当の夫婦水入らずの生活になったのは、10年前、祖母が亡くなってからですので、ある意味、また新婚生活のやり直し(?)みたいなものかしら。(笑)


だからかな・・・
たぶん、おそらく、お互い、相手が好きで好きで、心配で心配で、愛おしくて愛おしくて。

両親は、万が一、どちらかが、先に逝くようなことがあったら・・・
そのあとを追うように、どちらかも逝くような予感がしています。


1年半前、父が肺炎で倒れ、入院した時・・・
母は、ちょっとしたプチパニックになってしまって。
ごはんを一切、食べなくなってしまいました。

それを機に、介護認定を受け・・・
今では、毎日、本当に手厚い介護支援をいただきながら、日々を安全に過ごしています。



本来であれば、娘であり、独り身の私が、両親の元で、ふたりの世話をすればよいのでしょうが。

「独り身」ゆえ、自分自身の将来のことも見据えて、できるだけ長く、仕事もしなければならず。


幸い(?)、この4月からも、今の仕事を継続できることになりましたので、
もうちょっとだけ、両親には、ふたりだけの生活を続けてもらおうと、決めました。


というわけで、先日、向こう1年間の、両親のケアプランミーティングに参加。

この日、実家に集合したのは・・・
主治医、ケアマネ、訪問介護所長、ヘルパー、介護用品スタッフ2名、訪問看護士、訪問薬剤師、デイサービス相談員の計9名。


こんなにもたくさんの方々が、両親の生活を支えてくださっているのかと思うと、本当にありがたくて。

気が付けば、私、ずっと頭を下げていましたっけ。(笑)


とにかく、たくさんたくさんお話しして、以下のプランに決めました。

■月曜日~日曜日の午前~午後
ヘルパーさんが、掃除、洗濯、ゴミ捨て、ゴミの分別、買い物、料理、入浴介助、外出時の送り出しを。

■水曜日
訪問看護士さんと訪問薬剤師さんが、体調とクスリの管理を。

■木曜日
母が、デイサービスへ。 買い物、ガーデニング、食事、入浴。

■金曜日
父が、デイサービスへ。 運動機能回復の全身運動メニュー。

■ケアマネさんは、ほぼ毎日、ご機嫌伺いに来宅。

■主治医は、必要に応じて、ほぼ毎週、往診。


こうして、毎日、誰かしらが、両親のサポートをしてくださることに。

実家から、遠く離れたところに住み、且つ、フルタイムで仕事をしている私にとって、本当に本当にありがたいサービスです。



この日のミーティングで、サポートチームが一同に顔を合わせた際、みなさんが口々に言ってくださった言葉。

「お母様は、本当にいつもお優しくて。 笑顔が可愛らしくて。 」

「ありがとう、ご苦労さま・・・って言葉をいつもかけてくださるので、私たちも元気が出ます。」

「お母様から、お孫さんたちのお話しを伺うのが、とても楽しみなんですよ。」



ママの、その「愛されキャラ」は、亡くなったおばあちゃんにそっくりだねっ!!



「お父様は、我々がケアさせていただいている間、ずっと、しゃべり続けられて。
本当にお元気ですね。」


「えぇ~?! 父は寡黙&無口が、キャラなんですけど??」
・・・と私が、すっとんきょうな声を出すと、


「とんでもない!本当はお話しが大好きですよ。
ただ、そのぉ、お話しの内容が、高分子とか量子力学、ポリマーとかで。
ちょいとハイレベルで、なかなか着いていけない部分はあるのですが。」


アハハ、パパらしい。



「確認だが・・・リリーは、この先も、ずっと独りで生きていくんだな?
今、遺言書を書いているんだが、その回答如何で、(兄貴との)遺産配分率を考えなくてはならない。」


パパったら、そんなこと、考えなくていいよ~

今はとにかく、日々を元気に、長生きすることだけを考えて!

こんなにも、皆さん、至れり尽くせりのお世話をしてくださっているんだから。



「至れり尽くせりだと? 僕には、寄ってたかって・・・としか思えんのだが。」

も~~!!

パパも、ちょっとはママを見習って、「可愛げ」のあるおじいちゃんになってくださいっ!!!


001 5195946_291397493_1large



スポンサーサイト

2017年最初のご馳走♪

2017年が、穏やかに明けました。
皆さま、それぞれに、お正月を楽しまれたと思います。


私の元旦は、今年も「家族みんなで外ごはん」。

「元旦はステーキ」が、恒例となっておりましたが、今年はちょっと趣向を変えて・・・
両親を、どうしても連れて行きたかった、国立の隠れ家的なレストランへ行って参りました!

001 5195946_2120083596_213large

実は、元旦は休業・・・だったのですが、シェフと交渉して、特別に営業していただくことに。

高齢の両親にとって、今、一日一日が、とても大切だから。
そんな両親との時間が、今の私には、とてもとても貴重だから。

なんとしても、このレストランでお食事をしたかったのです。


002 5195946_2240204914_74large

003 5195946_2240204915_128large


無理を言って開けていただきましたので、お客は、もちろん、私たち家族のみ。
ステキな空間も、心なごむクラシックのBGMも、シェフのお料理も・・・
すべて独占です。(笑)


前菜から、目でも楽しませてくださいました。

004 5195946_2240204913_208large

005 5195946_2240204912_10large

大好きな天使の海老! お久しぶりでございます。

006 5195946_2240204910_8large

母は、大好きなオマール海老のパスタを。

007 5195946_2240204911_70large

父と私は、生ハムとチーズのパスタをチョイス。

008 5195946_2240204909_22large

自家製の美味しいフォカッチャで、ソースも余すことなくいただきます!


009 5195946_2120083579_186large

実は、お肉大好きな母は、迷わず、ビーフシチューをメインに。

010 5195946_2120083581_88large

父は、真鯛のソテー。

012 5195946_2240204908_167large

私は、オマール海老とホタテの蒸し料理をメインにいただきました♪


013 5195946_2240204905_26large

デザートも新春らしく、本当に愛らしい。


ドライバーの義姉を差し置いて(?)、両親、兄貴、姪っ子、私で、シャンパン1本、ワイン2本を、見事に空けてしまいました!


美味しいお料理が起爆剤になって、家族の会話も弾む弾む!

何より嬉しかったのは・・・
最近、食が細くなり、逢う度に小さくなっていく両親が、
「美味しい美味しい」と、すべてのお料理を、キレイに完食してくれたこと。


いい親孝行が出来ました・・・


あと、何回、こうして、両親を囲んでの外食ができるかわからないけれど。
またみんなで食事に行こう!

来年のお正月には、家族が、もうひとり増えているかも??



翌日は、地元のお寺へ、恒例の初詣に。
014 5195946_2240239266_217large


家族みんなの健康と幸せを祈り、心を籠めて、鐘も突いて参りました。
015 5195946_2240239268_55large


おみくじは・・・
016 5195946_2240239251_75large


大吉!

「お助けをこうむって 福徳増し、なお日に進んで、望み事は心のままになる。
しかし、それについて、心驕り、身を持ち崩して、災いを招く恐れあり。
心正直に、行い正しく、身を守りなさい。」

はい! しっかりと、心を引き締めて、感謝の気持ちを忘れずに。
謙虚に生きて参ります。


とてもよいお正月を過ごせました。


皆さま、本年もどうぞよろしくお願いいたします。


テーマ : 美味しかった♪
ジャンル : グルメ

実りの秋♪

実りの秋ですねぇ。

実家に居た頃は、お3時や食後のデザートに、旬のフルーツを欠かさず、食していたものでしたが。
ひとり暮らしになった今は、ほとんどいただかなくなってしまいました。(苦笑)


さて、皆さん、「ポーポー」という果物をご存知でしょうか?
あとで知ったことなのですが、どうやら北米原産の果実で。
明治の頃、日本に入り。
害虫にもとても強いということで、家庭の庭でも無農薬で育てられる「果実の生る庭木」だったようです。

https://horti.jp/9754


このポーポー、私が子供の頃、実家の庭にたくさん植わっていました。

秋になると、ポトンポトンとポーポーの実が落ち。
ここかしこに、あま~い香りが。。。

我慢出来ず、思わずお玄関先で、甘く熟したポーポーを、祖母や母と、仲良く食べたものでした。

お味は・・・
熟しきったバナナにカスタードクリームを混ぜたような??
そう、かな~り甘い果物でした。
だからかな、我が家の男性陣は、あまり食指が伸びていなかった記憶があります。

とにかく、日持ちがしないので、食べきれないポーポーは、ご近所さんにおすそわけ。
それでも、有り余るほどの量のポーポーが収穫できました!

今は無きポーポーの樹・・・懐かしい!


その他、実家の庭では、この時期、栗や柿も採れましたっけ。

収穫したての栗を、祖母が丁寧に下処理し。
茹でたてを、スプーンですくって、ハフハフ言いながら、食べ。
残りは、栗おこわにしてしてくれました。
ちなみに、我が家の栗おこわは、お赤飯です。

その大きな栗の樹も、祖父が亡くなった年、主(あるじ)の後を追うかのように、みるみるうちに枯れ果ててしまいました。(涙)


唯一、今でも残っているのが柿の樹。
我が家では、柿の収穫は、男の仕事です。

で、今年も採れました!

001 5195946_2235917470_28large


毎年、カラスとのバトルです!


002 5195946_2235930318_49large

これは、生前、祖母が趣味で焼いた器。 
確か、80代の頃の作品だと思います。
私の大切な形見。

その器に、盛り付けて・・・

003 5195946_2235930313_195large


「おじいちゃん、おばあちゃん、今年も美味しい柿が出来ました!
ポーポーの樹も、栗の樹も無くなってしまったけれど、柿の樹は、今でも健在ですよ。」

そう、報告しながら、二人にお供えしました。

ちなみに、私は、熟した柿より、まだサクサク感の残る柿が好き♪
皆さんは、どうですか?

柿は、アルコール分解成分も豊富なようで。
二日酔いの朝には、もってこいだそうですよ。

私は、お酒を呑みながら、この時期、お酒の「アテ」に柿もいただいちゃいます。(笑)

生ハムと柿、そして、チーズ・・・
ワインのお供に、最高の組み合わせです!


実りの秋を、楽しみましょう♪


共白髪・・・♪

実家での手伝いを終え、帰り支度をしていると、ベッドに腰かけている父が、
心なしか、ムスっとしている。


挙句・・・

「リリーが来たせいで、いつもより動き過ぎた。 やけに疲れた。」

「リリーのせいで、食べ過ぎた。 お腹が苦しい。 」

「リリーのせいで、笑い過ぎた。 背中が痛い。」

と、なにやら、文句ばかり。

ちょっ、ちょっ・・・
こちらは休日返上して、ヘルプに来たというのにぃぃぃぃ~~(涙)


そんな父の「ぼやき」を聴いた母がつかさず、

「ちょっとちょっとパパ、日本語の使い方、間違っていますし、言葉が足りないですよ。

■リリーが来てくれたおかげで、元気が出て、つい動いてしまった。
 でも、心地よい疲れだ。 ありがとう。 

■リリーの手料理が美味しくて、つい食べ過ぎてしまった。 
 でも、心地よい満腹感だ。 ありがとう。

■リリーがいてくれると楽しくて、ずっと笑いっぱなしだ。 
 でも、心地よい背中の痛みだ。 ありがとう。


でしょ?」


すると父が・・・

「まぁ、言われてみれば、そうなんだが。 男は、そう思っても、素直に言えないんだよ。
そこは、くみ取ってくれよ、男のウィットだから。」

・・・と頭をかきながら言いました。


「ったくもう~、そんなところで見栄張らなくてもいいでしょう?
娘の前でくらいは、素直になってくださいな。」と、苦笑いする母。



こんな夫婦の会話が、つい最近交わされて。

なんだか、心がほっこりしました♪



ちなみに、父が介護認定を受ける際に語った当面の目標。

■妻とふたりきりの生活を、出来るだけ長く続けたい。
■妻とふたりで助け合って、いつまでも健康な生活を送りたい。

書類上でしか見ることが叶わなかった父の言葉でしたが、父の、母への想いを知り。

ふっと涙が出ました。


仕事人間で、ほとんど家にいなかった父でしたが、
晩年は、その時間を取り戻すかのように、母との時間を大切にしたいんだなぁと。



そして先日、ついに、父にも「要介護1」の認定が下りました。

父も、来年には90歳。
無理をして動き回ると、すぐに腰が痛くなり、立てなくなってしまうようになり。

2階の書斎&寝室と、1階のリビングの往来もままならないので、
1階に、母とふたりの寝室を作りました。

父は、昼夜逆転生活をする人でしたので、いつの頃からか、夫婦の寝室は、
別々になっていましたが。

今回、たぶん30年ぶりくらいに、また夫婦ふたりで眠ることになりました。


老夫婦ふたりきりの生活ですから。
眠る時も、互いが互いを、気遣う必要があって。
家族としては、それはそれで安心です。

願わくば、お風呂も一緒に入ってくれたら。 (苦笑)



週6日、ヘルパーさんが来てくださるとはいえ、89歳と82歳の夫婦ふたりきり。。。

日々の生活の中で、不自由なことも多いかと思います。
とにかく、他人さまには、人一倍、遠慮をするふたりですので、私たち子供達が、
そばに居てあげられたら・・・とも思います。


でも。。。
もう少しだけ・・・夫婦水入らずの時間、濃密な時間を過ごしてもらえたら・・・とも思います。


前向きに、顔をキリッと上げて、夫婦共々健やかに。

「労り愛」に溢れた両親を、傍らでそっと見守りながら・・・
共白髪まで添い遂げて・・・と願うばかり。

001 5195946_291419000_1large



一生青春?

「最近、国立(くにたち)のお医者さまは女医さんばかりなのよ。
 女の人が活躍する時代になったものねぇ。」

夏休み、実家に帰省した折、母が感心しながら、そう言いました。


言われてみれば、母の主治医も、女医さん。
お祖母様→お母様→お嬢様と、代々続く、地元の内科医さんです。


「パパの先生なんて、みんな女医さんなのよ。
歯医者さんでしょ、眼医者さんでしょ・・・
整形外科、耳鼻科、内科も、み~んなみ~んな女のお医者さま。
ペースメーカーを診てくださる総合病院の担当医も女性なのよ。
すごくなぁい?」


え?そんな偶然ってある?

もしかして、パパが”敢えて”、女医さんを選んでいるんじゃないの?


私は、そう直感したので、事の真意を父に問いただすと・・・

「あぁ、確かにね。 女医さんばかりだね。 それも、美人さんのね。」

と、あっさり!
しかも、”美人”ときたもんだ!


「いやぁ、今日は〇〇病院の〇〇先生に心臓を診てもらったけど、相変わらず、若々しくてねぇ。
あれこそ、まさに”才女”だね。頭がいいから、話をしていても楽しいんだよ。」


「内科の〇〇先生は、ちょっと物の言い方がキツいし、くどいな。でも、美人だから、先生の言うこと、聴こうかなぁって気持ちになるね。」


「眼科の〇〇先生は、オマエも顔負けなほど、よく呑むんだよな。お酒が入ると、頬がぽっと赤くなって、これがまた、なんとも可愛らしいんだ。」



ちょっちょっ、、、パパ、何言ってんの?

よくよく聞けば・・・
なんと、眼科の女医さんとは、同郷(福井県)のよしみから、一緒に呑みに行くほどの仲だという。
しかも、ふたりきりで!

もうすぐ90歳になるジイサマが、娘ほど、歳の離れた女医さんと、何やってんだか。
やれやれ・・・



「ママ、知ってた? パパったら、女医さんと、そういうことになってるのよっ!」

早速、母にチクりました。(笑)

すると、母はニコニコしながら・・・

「あらぁ、よいことじゃないの。 
だって、パパったら、どこも悪くないのに、ちょいちょい、お医者様のところに、健診に行くのよ。
キレイな女医さんに逢うのが、楽しみなんじゃない?
でも、それで、しょっちゅう、あちこち診ていただいて、いつまでも元気でいられるのなら、御の字じゃないの。
ドキドキするのが、パパの健康の秘訣かしら。
あんまりドキドキすると、ペースメーカーが壊れちゃいそうだけどネ。」


なんとも、母らしいコメントでございます。

ともすると、「色ボケ爺」とも言われかねない、父の行動を、こんなにポジティブに捉えてる!

天然というか、やさしい母ならではの理解!



「一生青春」は、父の座右の銘。


若い頃は、仕事一筋、研究一筋の、寡黙で堅物だった父。

女性がうんぬん・・・なんて発言は皆無だったのに。
今じゃ、女医さんたちに逢うのが楽しみで、病院通いしているなんて!!

この、ものすごい「落差」」(?)に、娘の私としては、なんとも複雑な想いですが。


それが、父の長生きの秘訣になるのなら・・・

目をつぶって、許すことにいたしましょうかねぇ。



ちなみに、父の主治医が、美人の女医さんばかり・・・という事実。

偶然なのか、狙い撃ち(?)なのか・・・は、定かではございません。



ただ・・・
両親には、これからも、「人生」という大海原を、自分たちのペースで、ゆったりと。
楽しみながら、歩んでいってほしいと、切に思います。

いつまでも、キラキラ☆ときめく気持ちも忘れずに・・・

001 5195946_291401967_1large






プロフィール

リリー

Author:リリー
I love 逗子!
おいしいお店、ステキなお店、和めるお店をご紹介します。

最新記事
カテゴリ
最新コメント
月別アーカイブ
最新トラックバック
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる