ケイくんのママ♪

ケイくんと息子は、幼稚園の同級生。

家もご近所だったことから、幼稚園が終わると、夕方まで、我が家でよく遊んだものでした。


ケイくんには、3つ年上のお兄ちゃんと、2つ歳下の弟がいて。
やんちゃ盛りの男の子3人相手に、ケイくんママは、大忙し。


「いつもケイがお邪魔しちゃって悪いわね~、でも(預かってもらえて)助かるわ~」

お手製のケーキやパンを、子供たちのおやつに・・・と、差し入れてくださったりもしました。


いつも笑顔で、ユーモアがあって。

太陽のような、そして【肝っ玉かあちゃん】という言葉がぴったりの人でした。


3人の男の子を育てている、たくましい腕で・・・

ハンバーグ・・・しかも、「特別ジャンボなハンバーグ」を作るんだろうなぁ。
そんなことを、ふと、思わせる人でもありました。



そんなケイちゃんママの笑顔が、ある時から、ピタっと見えなくなりました。


「おかあさん、びょういんなの。」

ママとおんなじ、まん丸のケイちゃんのお顔が、一瞬曇りました。


「ごはんは、おとうさんとおにいちゃんがつくってくれるんだ。」



それからしばらくして・・・

ケイちゃんのまん丸お顔が、心なしか、たまご型・・・になってきたなぁ、と感じてきたある日。


「ママ~、ケイちゃんママが、ひさしぶりにあそびにきたね~!!」と、わが息子。


「え?いつ?」


「きょう、ようちえんからかえってきたら、ケイちゃんママが、あそこにいたよ。」


そう言って、5歳の息子は、子供部屋に続く、廊下の向こうを指さしました。




翌朝、幼稚園に登園した際、担任の先生から告げられた言葉・・・


「昨日の午後1時半、ケイちゃんママが亡くなりました。」


息子が、ケイちゃんママを最後に見かけたのは、同じ日の、午後1時半頃でした。。。




ケイちゃんママは、亡くなる2年前に乳がんが見つかり。

でも、周りには、ひとことも漏らさず、ひそかに治療を続けていたそうです。


最後は、病院で亡くなりました。   

35歳という若さでした。



いつも明るくて。
弱音とか、ネガティブなことを、ひとことも口にしなかったケイちゃんママ。

ガンと闘っていたなんて、微塵も感じさせない人でした。




「ゆうくん、これからも、ケイと仲良くしてやってね」

ケイくんママは、そんな想いを伝えたくて・・・
息を引き取る直前、息子にも、逢いに来てくれたんだね。



ケイくんママ亡きあと、小学生のお兄ちゃんとケイくんとで、家事を分担し、働くパパを支え、幼い弟の面倒をみていました。


食べることが大好きだったケイくんママに似て、ケイくんは、とってもお料理上手になったんですって。


ケイくんとは、今も変わらず、おつきあいのある息子。

ケイくん3人兄弟は、それぞれに就職。
今でも、男子3人で家事を分担しながら、お父さんを支えているそうです。

みんな・・・本当に、本当に立派な大人になりました。(涙)




ケイくんママが、ずっと見守ってくれているから…だね。

「母の愛」は、時空を超えて、永遠なのです。

どんな時も、愛する家族のそばに、やさしく寄り添っているのです。


5195946_291392650_1large.jpg



先日、小林麻央さんの訃報を聴き、ふと、ケイくんママのことが脳裏に浮かび・・・

あの日の、不思議な、でも、感動的な出来事を想い出した、夕暮れでした。


スポンサーサイト

☆なみだ☆

お久しぶりとなってしまいました。

いろいろと想うことがあり・・・ちょっと小休止。

おかげさまで、リフレッシュ出来ましたので、また、ボチボチとマイペースで、綴っていきたいと思います。



さて・・・

最近、以前にも増して、本当によく泣くようになってしまいました。


歳を重ねるごとに涙腺がゆるゆるになってしまって。
それが、ここのところ、ますます加速気味。


子供の頃から、「泣き虫小僧」とは言われていましたケド。
大人になった今、また、「泣き虫女王」と呼ばれてます。
(骨折女王・・・に続く、新たな称号!)


でもネ、以前に比べて、涙の【質】が変わりました。


■子供の頃は、きょうだい喧嘩や、勝負事に負けての、涙。
 親や先生に叱られての、涙。

■青春真っ只中の頃は、恋の痛みや切なさに、涙・涙。

■オトナになっての頃は、人生のやるせなさ、自身の不甲斐なさに、涙・涙・涙。



・・・とまぁ、負のスパイラルの中で流す涙が多かった!


で、人生折り返しに立った今、流す涙はというと・・・


ほぼほぼ、「感動の涙」。



家族や友人からの、優しさとに溢れたメールや電話に、じんわり涙。

映画やテレビの感動シーンに、号泣涙。

大切な人たちとのふれあいに、嬉し涙。

小説の中に名言に、共感涙。

人生の先輩方の、深イイ話に、感動涙。



我ながら、自身の心の琴線に響く「瞬間」を、逃さずキャッチする感受性に驚いたりして。(笑)


これも年齢がなせる技なのでしょうか・・・


若い時には見えなかったものが、今になって、ひとつずつ見えてきたり。

反対に、若い時に見えていたものが、今は、不思議と、スルー出来たり。


そして・・・

人の心の、深~いところが読めるようになったのも、自分の人生経験が豊かに積まれた見返りでしょうか。

まぁ、人の心の「奥底」が読めて、よい場合と、よくない場合がありますけど。(苦笑)



ゆるゆるな涙腺のおかげで、涙と一緒にいろんなものが流れ出し。

そのデトックス効果で、身体の巡りは、とってもよくなる気がします。

涙には、心の浄化作用があると、しみじみ思うこの頃。


嬉しくても、悔しくても、切なくても・・・
とにかく、泣きたい時は、我慢しないで、泣いたらいい。

なみだが、キレイさっぱり、いろんなものをリセットしてくれるから。


5195946_1955776879_2large.jpg



夫婦円満♪

今日は母の日。

そして、明日5月15日は、両親の58回目の結婚記念日☆


先週の食事会で、少し早いお祝いをしてきましたが。


今朝改めて、母に電話をし、「ありがとう」、そして、「おめでとう」の気持ちを伝えました。


私:「ママ、結婚生活58年って、すごいね。 長続きの秘訣ってなぁに?
   も~、この人、嫌!って思ったことないの?」


母:「う~ん、そうねぇ、そう言われてみると、無いわねぇ。
   だって、人間誰だって、欠点はあるでしょう?
それは夫婦だってお互いさまで、パパだって、ママに不満はあるかもしれないし。

   でも、ママは、パパの嫌なところを見つけるより、よいところを見つけようと、ずっとしてきたわ。
   そのほうが、自分自身も気持ちがいいじゃない? 

   短所があっても、同じ数だけ、長所もあるはずだって、いつも思ってるし、信じていますよ。」



さすが、58年、喧嘩ひとつせず、連れ添ってきた人の言葉は深いなぁ。


   
「なが~く一緒にいるためには、相手を変えようなんて思わないことね。
自分だって、そうそう、変われないんだもの。
相手に期待し過ぎないこと。 これも、夫婦円満の秘訣かしらね。」

母は、ずばり、こうも、言い切りました。


「他人のものさし、自分のものさし、それぞれ寸法が違うんだよ」

そう言った人がいますが、まさにその通りなのかもしれないなぁ。


人間、自分の欠点を直すことだって、なかなかに難しいんだもの。
まして、パートナーの欠点を指摘したところで、相手は、そう簡単には、変わらない。


それならば、「あばたもえくぼ」で・・・

相手の欠点も、

「そこが、アナタのいいところネ!」

「そんなところが、カワイイんだよね~!」

な~んて、発想の転換をしちゃえば、いいのかも。



私:「どうして、ママがパパに、なが~く愛されてるのか、わかった気がするわ。」

母:「あら、パパから”愛してる”なんて、言われたことあったかしら?」

私:「昔の人だから、口にはなかなか出せないでしょうけれど、
   心の中ではずっとそう思ってるわ。
   そうでなきゃ、58年も連れ添えない。」

母:「そうなら、ママもうれしいわ。 
   ママは、パパみたいな人と巡り逢えて、本当にシアワセですよ、今でもね。」



賞味期限7年程度の私には、母が菩薩さまに思えました・・・

001 5195946_2246807224_86large


末永く末永く、幸せに♪



・・・と、朝から、感動していたら、とあるところで、こんな言葉を見てしまいました。



【女は、結婚したら夫に変わってほしいと思う。  でも、夫は変わらない。

男は、結婚しても妻には変わらないでほしいと思う。 でも、妻は変わる。】



う~ん、結婚って、深いわ。。。


大人の恋♪

春は、出会いもあり、別れの季節でもありますネ。

大好きなお友達が、またひとり、遠い異国へ行ってしまいました。


数年前に離婚して。
シングルマザーとして、お仕事も一生懸命、がんばっていた彼女。

同年代のバツイチ・・・いや、マルイチ同士、とても仲良くしていました。


女性が、仕事をしながら、ひとりで生きていく辛さとか。
でもその中にある、小さなシアワセとか。

ふたりでお酒を呑みながら、しっぽり、しみじみ話しをしたものでした。


お互い「もう結婚はこりごり!!」な~んて話していたのに・・・

ずっと、仕事仲間として付き合ってきた、オーストラリア人の上司と、ある時から、意識し合う仲になり。

気がついたら、互いに恋愛感情を抱くように。

ついに、彼のほうからプロポ―ズ。

そして、この春めでたく、ゴールイン。


オーストラリアに永住すべく、先日、家族で旅立っていきました。


「人生折り返しの、これから、生きざま、生き方が、顔つきに表れてくるのよ。
いくつになってもオンナを捨てちゃダメ。 恋心も忘れちゃダメ。
自分磨きも、もちろん忘れずに・・・リリーもシアワセになるんだよ!」


搭乗前にくれたメール。
最後の最後まで、私に、とてもステキな刺激をくれました。





”魅力あるもの、キレイな花に心を惹かれるのは、誰でもできる。

だけど、色あせたものを捨てないのは、努力がいる。

色のあせる時、本当の愛情が生まれる。”


ある人の言葉ですが、大人の恋・・・って、そういうことかもしれないなぁ。


歳を重ねると、シワもできるし、肌のハリも体力も、てきめんに落ちて・・・
肉体的な衰えは、否めない。
悲しいけれど、これは、もうどうしようもない事実。


でもネ、「心」だけは、歳を重ねるごとに、磨きがかかり、輝けると、私は信じています。


長く生きていればいるほど、いろんな経験をして。 辛いこともいっぱい経験して。

でも、そんな経験があるからこそ、人の気持ちをも、深く深く、理解できるようになる。



人生経験が、人の「心根」を充実させていくのなら・・・

30代より、40代の人のほうが。
40代より、50代の人のほうが。
50代より、60代の人のほうが、より一層、輝いていると思うんです。


人間の中で、一生、磨き続けられる部分・・・それこそが、「心」だから。




人生折り返しに、再び舞い降りたシアワセ。

今度こそ、笑顔に溢れる人生を歩いてほしい。


ふたりで最後に歩いた、東京の街も、ずっと忘れないで。

Good Luck!

001 5195946_2249724009_110large




ひとつ歳を重ねて♪

先日、またひとつ歳を重ねました。


海や、山の向こうから、サプライズのプレゼントが届いたり。
家族の優しさに、救われたり。

幸せ気分に包まれた1日でした♪


不思議だけど、年々、自分の歳が気にならなくなっているんです。

いくつになったか、わからなくなっているんじゃなく(それじゃ、単なるボケ!)・・・
スルー出来てしまうんですよねぇ。


人生折り返し地点にきて。
これからは・・・

気持ちよく生きて、気持ちよく老いたい!
楽しく生きて、楽しく老いたい!

そのために必要だと思うのが・・・


【 記憶の上書き ・ スルー力 ・ いい加減 】


■誰にでも、辛い過去ってあると思うけれど。
その過去を想い出す度に、タイムスリップして、どど~んと落ち込むくらいなら、
その記憶は、潔く、上書き・・・出来得るならば、deleteしたい。

そのためにも、その過去を忘れられるような、新しいことを始める。
もしくは、「そんな過去があったからこそ、今の自分があるんだ」って、発想の転換をして。
辛い過去をも、自分の糧にする。

自分にとって、マイナスな記憶は、上書き! そして、忘れようと努力する!



■誰かにネガティブなことを言われて、それが原因で、いつまでも負のスパイラルに陥るなんて、まっぴらごめん。

相手を恨んだり、イライラする時間こそ、人生の無駄。
嫌なことは無視、そして、聞き流す。
不必要な事は、スルースルー。

自分にとって、必要なこと&プラスになることだけを取り入れる努力をしようって思うんです。



■人は万能じゃないし、スーパーマンでもスーパーウーマンでもない。
自分の存在をアピールしようとして、苦手なことまで抱え込んでは、逆に、結果なんて出せない。

もちろん、努力・・・は大事!
だけど、頑張りすぎは、ストレスの素。
だから、無理なものは、無理!と割り切る。

「自分にできないことはやらない」
「無理をし過ぎない」
「何でも責任を背負い込むことに、価値を感じない」

・・・と決めました!

それこそが、「良い加減の、いい加減」。
仕事も、介護もね。





最近、祖母や母から受け継いだジュエリーを、心地よく身に着けられるようになりました。

若い頃は、なんとなく、重すぎて、苦手だったけど。

歳を重ねた今だからこそ、ファッションのどこかに、1点だけ、本物をプラス。

流りのカジュアルなジュエリーにも、もちろん惹かれるけれど。

今の歳だからこそ、本物をどこかに、さりげなく身に着けていたい。
その、さりげない「ひとさじ」が、もう一度、自分を光らせてくれる気がして。


歳を重ねた今だからこそ、似合うものってあるんですよね。

そう思うと、歳を重ねるのも、悪くない!



人の言うこととか、流行とか・・・
そんなものに流されず、「ブレない自分」でありたい。


正しいとか、間違ってるとかじゃなくて。

自分が、「どうしたいか」を、これからは、1番大切にしたいんです。


それって、きっと、誰かが否定できることじゃないと思うから。




人生は竹。

生きていれば、いろいろなこともありますが、それこそが、自分にとっての「節目」。

その節目、節目を糧に、まっすぐ、上に向かって、しなやかに。
そして、芯を持って生きる。

そうありたいと思います。

001 5195946_2246807218_140large


プロフィール

リリー

Author:リリー
I love 逗子!
おいしいお店、ステキなお店、和めるお店をご紹介します。

最新記事
カテゴリ
最新コメント
月別アーカイブ
最新トラックバック
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる